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摩擦速度と管摩擦係数

学籍番号
氏  名
図に示すように管路にポンプが設置され,流量 Q m3/min の水(密度 \( 1000 kg/m^3 \))がタンクから水槽に送られている.
ポンプの吸い込み側タンクは密閉され,p1 = 36kPa(ゲージ圧)の圧力が水面に作用しており,
その水面はポンプ軸心よりH1 = 4.8m 下に位置し,水槽の水面はタンク水面より H2 = 5 m 低い.
吸い込み側配管(添え字1)と吐き出し側配管(添え字2)の直径,長さと管摩擦係数は,
それぞれ,d1 = 150 mm,l1 = 19 m,λ1 = 0.021, d2 = 200 mm,l2 = 50 m,λ2 = 0.026である.
流量が Q においてポンプが水に与える動力 P は 1.75kW の場合の管路流量およびポンプの吸い込み口の圧力\( p_{Ps} \)を求めよ.
なお,\( h_{l} \)は管摩擦損失・出口損失以外の損失は無視する.
(A) 水がポンプから供給された動力 P ( W )を比エネルギー \(E_{SP}\) で表すと? \(E_{SP} =\) () \( J / kg\)
(B) 流線\(s\)~\(e\)間のエネルギー式の左辺は? \(g \rho Q \times \Large \left[ \right.\) () \(\Large \left. \right] \normalsize W\)
(C) 流線\(s\)~\(e\)間のエネルギー式の右辺は? \(g \rho Q \times \Large \left[ \right.\) () \(\Large \left. \right] \normalsize W\)
(D) \( h_l \)の内,\(s\)~ポンプ吸い込み口までの損失ヘッド \( h_{lsP} \)は? \(h_{lsp} = \) () \(m\)
(E) \( h_l \)の内,ポンプ吐き出し口~\(e\)までの損失ヘッド \( h_{lPe} \)は? \(h_{lpe} = \) () \(m\)
(F) 連続の式\( Q = A \cdot V \)から管1の断面平均速度 \( v_1 \) はどう表せる? \(v_1 = \) () \(m/s\)
(G) さらに,管2の断面平均速度 \( v_2 \) はどう表せる? \(v_2 = \) () \(m/s\)
(H) 流線\(s\)~ポンプ吸込み口間のエネルギー式の左辺は? \(g \rho Q \times \Large \left[ \right.\) () \(\Large \left. \right] \normalsize W\)
(I) 流線\(s\)~ポンプ吸込み口間のエネルギー式の右辺は? \(g \rho Q \times \Large \left[ \right.\) () \(\Large \left. \right] \normalsize W\)
(J) 流線\(s\)~\(e\)間のエネルギー式(B)(C)を \( A Q^3 + B Q^2 + C Q = P \ ( W )\) の形に整理し,
数値を代入すれば \( A \)値は?(有効数値5桁で解答)
\(W/(m^3/s)^3\)
(K) 数値を代入すれば \( B \)値は?(有効数値3桁で解答) \(W/(m^3/s)^2\)
(L) 数値を代入すれば \( C \)値は?(有効数値3桁で解答) \(W/(m^3/s)\)
(M) (J)の方程式を解けば流量\( Q \)はいくらか?(有効数値3桁で解答) \(m^3/min\)
(N) 数値を代入すれば \( v_1 \)値は?(有効数値3桁で解答) \(m/s\)
(O) 数値を代入すれば \( p_{Ps} \)値は?(有効数値3桁で解答) \(kPa\)
管路の流量

図 管路の流量



選択肢

(1)\(\Large \frac{p_s}{\rho g} \normalsize+\Large \frac{v_s^2}{2 g} \normalsize + H_2\) (2)\(Q / \left( \Large \frac{\pi d_1^2}{4} \normalsize \right) \) (3)\(Q / \left( \Large \frac{\pi d_2^2}{4} \normalsize \right) \)
(4)\(\Large \frac{v_2^2}{2 g}\) (5)\(\lambda_1 \Large \frac{l_1}{d_1} \frac{v_1^2}{2 g} \normalsize\) (6)\(\Large \frac{P}{\rho Q}\)
(7)\(\Large \frac{p_{Ps}}{\rho g} \normalsize+\Large \frac{v_1^2}{2 g} \normalsize + H_1 + H_2 + h_{lsP}\) (8)\(\Large \frac{p_s}{\rho g} \normalsize+\Large \frac{v_s^2}{2 g} \normalsize+\Large \frac{E_{SP}}{g}\normalsize + H_2\) (9)\(\Large \frac{v_1^2}{2 g}\)
(10)\(\lambda_2 \Large \frac{l_2}{d_2} \frac{v_2^2}{2 g} \normalsize + \Large \frac{v_2^2}{2 g} \normalsize\) (11)\(\Large \frac{p_e}{\rho g} \normalsize+\Large \frac{v_e^2}{2 g} \normalsize + h_l\) (12)\(\lambda_1 \Large \frac{l_1}{d_1} \frac{v_1^2}{2 g} \normalsize + \Large \frac{v_1^2}{2 g} \normalsize\)