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断面平均速度
ヒント(p.5)

学籍番号
氏  名
下図のように半径 R の円管に、動粘性係数 ν= 0.6582 \(mm^2/s\) の水が流れている。
円管中央の速度が \(U_{max}\)であるとき,速度分布は
\( \Large \frac{ u(r) }{U_{max}} = 1 - ( \frac{r}{R} )^2 \)
で表せる.流量と断面平均速度を以下の手順にしたがって求めなさい.
(1) \( r \)の位置に微小面 \(dS \,=\, \) ()×() を考えると,
(2) 微小面\( dS \)を通過する流量は, \(dQ \,=\, \)() \(dS\) なので、
(3) 断面全体を通過する流量は,\(Q \,=\, \int dQ = \, \int_{0}^{R} \) ()×() \( dr \)
(4) また、断面積\(S = \)()なので,断面平均速度は\(U_{ave} \,=\, \frac{Q}{ S } = \, \) () \( U_{max} \) となる.
\( R = 15 mm \), Umax \(= 2.5 cm/s\) であれば、
(5) 流量は () \( cm^3/s \)となる.(有効数値3桁で回答すること.)
(6) 断面平均速度は () \( cm/s \)となる.(有効数値3桁で回答すること.)


(1)\(\large dr\) (2)\(\large \pi R^2\) (3)\(\large \frac{1}{3}\) (4)\(dS\) (5)\(\large r\) (6)\(\large u(r)\)
(7)\(dQ\) (8)\(\large Q\) (9)\(\large U_{max}\) (10)\(\large \pi r^2\) (11)\(\large 2 \pi R\) (12)\(\large \frac{2}{3}\)
(13)\(\large R\) (14)\(\large \frac{1}{2}\) (15)\(\large 2 \pi r\)

ヒント:(3)の積分は 変数\( r \)の積分を変数 \( u \) の積分に置換すると良い.

積分範囲は
\( \Large \frac{r| 0 \Rightarrow R}{u| U_{max}\Rightarrow 0}\)

\( \Large \frac{du}{dr} = - \frac{2r}{R^2} U_{max}\) なので、 \( \Large 2 r dr \) を \( \Large - \frac{R^2}{U_{max}} du\) で置換する.、